福島の白河で一泊した翌日、白河といったら、「ラーメンでしょ!」ということで、グル美と共に、どのラーメン屋さんに行くか、じっくり吟味し、老舗の「手打ちらーめん英(はなぶさ)」さんに決定。
9時50分頃、ゆっくりめにホテルをチェックアウトしましたが、11時の開店時間まで余裕があるので、谷津田川せせらぎ通りを散策しました(ヤツダガワではなくヤンダガワと読むそうです)。
4月上旬でまだ桜は咲いていませんでしたが、川のせせらぎを聞きながら、かわいらしい鳥たちを愛でつつ歩くのは、なかなか風情がありました。
時間を調整し、11時ちょうどに来店。
12~13名の先客が店の前に立って待っていました。
紙に名前を記入して待つわけでもなく、一列に並ぶでもなくばらばらに立っています。どうしていいのやら分からず、先客の少し後方で佇んでいると、暖簾を持ったお店の方が、1~2分で出てきて、入り口の上に暖簾を掲げました。
皆、自分が来店した順番を把握しているらしく、スムーズに入店しました。
我々は7番手くらいでしたが、すぐに注文できたので、入店から15分も経たないぐらいで、着丼です。
私は「ワンタンメン」、妻はシンプルに「ラーメン」、そして二人でギョーザを1皿頼み、サービスのライスは、私だけお願いしました。
ラーメン 650円
ワンタンメン 800円
ワンタンメンの具は、ワンタン、チャーシュー、メンマ、ホーレンソウ、ゆで卵、なると、のり、ネギです。
私はとにかくスープと麺が気に入りました。まろやかな甘みを感じる、とてもやさしい味わいですが、麺や具を包み込むような奥深さのあるスープだと思いました。
のどごしのよいちぢれ麺を啜っては、スープを飲み、メンマなど具を口中に投じては、スープをぐびりと、麺や具の一口に対して、必ずスープを一啜りするといった感じで食べ進めます。
ギョーザ 400円
そして、ギョーザもとても好みの味でした。
かなり細かく刻まれた餡はしっかりと捏ねられた印象で、ニラが自己主張しています。
ニラたっぷりのギョーザは大好きなので、なんとなく流れで頼んだ一皿でしたが、大当たりでした。
私はラーメンのスープを飲み干すことはあまりないのですが、こちらのスープはほとんどが胃の中へ収まりました。
お勘定を済ませ、店を去るとき、次回は、絶対に麺を大盛にするぞと心に決めたのでした。
英さん、また寄らせてもらいます!
手打ちラーメン 英 (はなぶさ)
0248-22-1250
福島県白河市二番町6